日本テレビ系バラエティー・紀行番組「世界の果てまでイッテQ!」で心霊現象に見える映像が流れ、ネット上でちょっとした騒ぎになっている。
米国ユタ州のナチュラルブリッジズ国定公園内でのお笑い女性タレント撮影の際、なぜか浴衣を着た4人のうち、3人の浴衣の模様が消え白装束姿になって映っていた。オカルトを扱った番組ではなかっただけにショックを受ける視聴者も多く「怖すぎて眠れん」などといった悲鳴があがった。
撮影した場所は「アメリカで最も暗い所」
話題になっているのは2015年5月17日放送分で、2016年のカレンダーに使用する写真をアメリカの名所などで撮影するという企画だった。出演したのは番組内の「温泉同好会」のメンバー達で、浴衣を着て首に手ぬぐいを巻いた川村エミコさん、いとうあさこさん、黒沢かずこさん、やしろ優さんの4人。
メンバーはカリフォルニア州サンディエゴの「ポテトチップロック」やアリゾナ州の「アンテロープキャニオン」などを訪れ、最後に向かったのはユタ州のナチュラルブリッジズ国定公園の「アメリカで最も暗い所」として認定されている場所。ここで見る満天の星空は息をのむ美しさ、という触れ込みだった。生憎の雨模様だったが午前2時頃には星が見えだした。
石で出来た橋を背景に、横に並んだ4人に一瞬だけ光を当てて撮影。その後、星をはっきり写すためシャッターを90秒ほど開放して撮影した。出来上がった写真は4人と満天の星空に近い状態のものが写っていてかなりいい出来に見えたが、1つ問題があった。川村さんが右腕を後方上空に伸ばしていて、その右腕だけが青白く光り、長さや大きさが不自然なのだ。番組ではこの川村さんの右腕に注目し、実は不自然な現象はこれだけではなかったと説明した。
写真撮影の際に4人に一瞬だけ光を当て、その場から移動した。その際にとんでもない事が起きていた。暗視カメラで撮影された動画には4人のうち、いとうさん以外の3人の浴衣は模様が消えて白く光っていた。まるで白装束のような姿になっていたのだ。