あまおうを「プレミアムスパークリングワイン」にして売り出す
西鉄では、すでに「あまおうプレミアムスパークリングワイン」を開発・販売するなどの取り組みを進めている。現時点では年に2500本生産しており、14年には首都圏や関西の成城石井でも販売を開始。15年からは近畿地区を中心に阪急阪神百貨店でも売り出す。モデル農場で生産された「あまおう」をこうしたルートでも販売してゆくほか、台湾や香港でも売り出したい考えだ。
西鉄の倉富社長は、
「電車・バスへの波及はあるにはあるが、数量的に大規模なものだとはとても思えない。こつこつと積み上げることで、下げ止まっていくことで、一定程度を増加につなげられるはず」
と、分かりやすい形での利用者増には否定的だが、沿線のブランドイメージ向上で観光資源としての価値向上も目指す。