サンリオ本社からの呼び出しは「自作自演」?
もっとも、サンリオもこうした状況を黙って見ているわけではない。暴言リプライを繰り返すユーザーに対しては以前から「ブロック」の措置をとっている。広報・IR室では正確な人数は公表していないというが、ツイッター上で「ブロックされた」と報告している人を探してみるだけでも、相当な数にのぼることが分かる。ここ数日はブロックが連発されたのか、「シナモン」ツイッターのリプライ欄には
「どうかブロックを解除してくれー」
「好きだからブロックしないで」
「ごめんシナモン!!!!!!ブロック解除してくれ」
といった懇願ツイートが続出している。だが、こうした手のひら返しをファンらは冷めた目で見ているようで、ネット上には暴言を吐いた人物をまとめたページまで登場。「ブラックリスト」として共有されているようだ。
ちなみに5月15日には、あるツイッターユーザーが「(サンリオ)本社からお呼び出しを食らってしまった」「直々の怒りを買ったみたいです」などと投稿し注目を集めた。「サンリオ広報」から届いたという取材依頼のDM(ダイレクトメール)の画像を投稿し、18日には本社に出向いたと報告していた。ネット上では驚きの声が上がっていたが、サンリオ広報・IR室に取材したところ、
「弊社からそのようなご連絡を差し上げた事実はございません」
ときっぱり否定。どうやらこちらは「自作自演」だったようだ。