ジャポニカ学習帳の表紙に昆虫復活か 人気投票企画で「復刻版」に高まる期待

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「昆虫写真が気持ち悪いので変えてほしい」との声が

   この学習帳の最大の特徴である表紙写真は、「世界に1枚しかない貴重なオリジナル写真が使われており、写真1枚1枚には子どもたちに自然を愛する心を育んでもらいたいとの願いが込められている」(ショウワノート)という。1978年からはカメラマンの山口進氏が世界各地に数か月滞在して撮影した写真が使われている。

   ただ、この表紙写真に対し、教師や保護者の一部から「昆虫写真が気持ち悪いので変えてほしい」「虫を嫌がって子どもがノートを持てずに困っている」といった声が上がり、2012年からは昆虫写真は使われなくなった経緯がある。これが報道されるとネット上でも大きな話題となり、昆虫写真を惜しむ声のほか、メーカーに昆虫廃止を要望した人やこうした風潮への批判の声も上がった。

   今回の人気投票の結果によっては昆虫写真が復刻版に採用される可能性も出てきた。ネット上では「やっぱ虫だな」「虫に一票」「今のは植物ばっかでつまらん」などといったコメントが並び、改めて昆虫人気の根強さを示している。

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