ゴミ屋敷家主を怒らせたのはテレ朝だった 「カメラが一時奪われた」現場をフジが報じる

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テレ朝は「取材の過程で先方と行き違い」と説明

   高須克弥氏は、カメラを押収されたのはフジテレビだとしたが、13日中にそれを訂正するツイートをした。

「先ほどのゴミ屋敷主人にテレビカメラ奪われたのはフジテレビではなかった模様。慎んで訂正します。フジテレビさん間違えてごめんなさいm(。_。)mなう」

   ツイートでは、どこのテレビ局が押収されたのは分からなかったが、フジテレビ系「とくダネ!」は5月14日、それはテレビ朝日だったとして、そのときのやり取りを流した。

   家主の男性と報道陣との間で少しいさかいがあったとして、家主とテレ朝のカメラマンがにらみ合っているところを映した。男性は、「頼みも聞けへんのか!」と怒っており、スタッフのすきを見てカメラを取り上げ、ゴミの山へ放り投げたという。番組では、「どうやら、テレビ朝日の取材がお気に召さなかった様子」とリポートしていた。

   にらみ合いから約40分後にパトカーが3台も駆けつけ、男性は、それでも怒鳴り散らしていた。警察官7人で男性を説得した結果、約20分後にテレ朝側にカメラが返されていた。

   愛知県警の広報課では、取材に対し、家主に問題があったことを否定し、「今回の件については、取材側が家主と約束した撮影範囲を超えて撮影したため、起きたと承知している」と文書で回答した。パトカーは、テレ朝側ではなく目撃者からの通報で現場に急行したとした。テレ朝に厳重注意などをしたかについては、「当事者間で解決したため、行っていない」とした。

   一方、テレビ朝日の広報部では、「取材の過程で先方と行き違いがありましたが、話し合いの結果ご納得頂いており、何ら問題はないと認識しております。なお、これ以上の詳細については控えさせて頂きます」と取材にコメントした。

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