DeNAが「命がけ」でハンドルを切った!「ロボットカー事業に参入」の真の狙い

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2015年3月期決算は減収減益、次の事業の柱を模索中?

   DeNAの守安功社長の「覚悟」にインターネットでは、

「自動制御機能の技術は上がってるやろけど、完全自動はまだ早いやろなぁ」
「いや、失敗したとき死ぬのはDeNAじゃなく顧客だから」
「失敗したら死ぬ。株主が」
「何十年先を見据えてんねん。その頃にはもうDeNAないわ」

と辛らつな声がある。

   その半面、人工知能を利用した自動運転カーの開発は2010年に米Googleが参入を発表。すでにカリフォルニア州の公道で走行テストを実施したともいわれ、また自動運転カーを利用した配車サービスも検討しているとされることから、

「なんだかドラえもんの世界だな。でも、悪くないかも」
「案外いいんじゃね?」
「ニーズがあることはたしかだ」

と、応援する声も寄せられている。

   とはいえ、DeNAの2015年3月期の連結決算は、売上高にあたる売上収益が前期比21%減の1424億円、営業利益は53%減の247億円、純利益は53%減の149億円だった。減収減益の原因は、主力の国内ゲーム事業の不振が響いたためだ。

   DeNAはこれまで、ショッピングモールやモバイルオークション、ソーシャルゲームと着実にインターネット事業を進化、拡大させてきた。それが頭打ちとなりつつあるなか、2014年7月には東京大学医科学研究所の協力を得て、遺伝子検査サービス「MYCODE(マイコード)」を開始。また、住友商事との合弁会社「DeSC ヘルスケア」を設立して健保向けサービスにも進出するなど、新たに「ヘルスケアサービス」事業に踏み込んだ。

   最近ではゲーム事業のテコ入れのため、任天堂とも資本・事業提携を結ぶなど、今後の展開として「巨大産業との『共創』」を掲げて、経営の多角化に乗り出している。オートモーティブ事業も、その一つだ。

   インターネットには、

「これは迷走やな。あっちこっちに手広げて結局全部失敗しそう」
「落ち目だから各方面に手を出してしまうのか。手を出すから落ち目になってしまうのか」

といった声もある。

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