「捕獲でも、繁殖でも、飼うことには変わりない」
日本国内には現在270~280頭のイルカが展示されていて、うち20頭ほどが太地町で捕獲されたイルカだ。太地町では年間170頭が展示用で捕獲され、日本国内にはそのうちの20頭が入り、残りは中国、中近東の水族館などに輸出されている。JAZAによれば、太地町の追い込み漁の歴史が長いこともあり、傷つけずに捕獲する技術は非常に高いため、水族館などは安心して仕入れることができる、という。ただし、会員資格が失われることになれば希少動物の血統管理情報や、海外の動物園・水族館のタイムリーな情報が得られなくなるほか、海外の動物園・水族館との交流にも支障がでる可能性もあるという。
「会員である以上は会が決めた事には従わなければならない。会に残るかどうかは国内の動物園・水族館関係者と十二分に協議を行って結論を出すことになる」
と話している。今回の仁坂知事の「イジメ」発言に納得する人がネット上では多くいて、イジメではなく「差別」なのではないか、と考えている人もいる。
「日本以外の国なら『人道的』な方法で捕獲したので0Kとでもいうのか。世界中からの日本いじめです」
「虐めでは無くて過激な差別を受けているで良いと思うけどね」
「イルカだけが捕獲しちゃいけなくて、他に展示してる魚には 何も言わないとか意味が分からない」
「捕獲でも、繁殖でも、飼うことには変わりないわけだが」
などといった意見がネット上に出ている。