人気キャラ「シナモン」をネット急襲 「ゴミ」「死ね」...もはや「いじめ」だ

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「『みんな仲良く』というのがサンリオの願いです」

   執拗な「イジリ」はインターネット上でも注目を集めた。

「シナモンのいじりがひどすぎていたたまれなくなった」
「どれだけ面白くいじめれるかって競ってんのか知らないけど人間的に引く」
「シナモンいじめ見てるといじめの構造がよくわかるなぁ加害者は完全に遊びのつもりだし、いじめを見た連中が『こいつはいじめていいやつなんだ』ってどんどんいじめに荷担してるし」

などと問題視する声が多く、直接シナモンに優しい言葉を投げかけるファンも少なくない。

   すると5月12日、シナモンの友達「シフォン」が異例の行動をとった。

「おはよ!半分しか出たくないシナモンに代わって挨拶に来たわ。シナモンはアタシが守るから、お友達のみんなはそっと見守っててね!」

   写真(イラスト)の中のシフォンは、顔を半分しか見せないシナモンの前にシュッと現れ、両手を横に広げてシナモンを守るようなポーズをとっている。顔つきは勇ましく、覚悟の色がうかがえる。どうやら、心を痛めるファンを安心させるため、行動に出たようだ。

   当のシナモンはこうした状況をどう受け止めているのだろうか。J-CASTニュースがシナモンに尋ねてみると、こんなメッセージを寄せてくれた。

「シナモンだよ。ぼくのツイートを楽しみにしてくれるお友達がイヤな気持ちになっちゃうのが悲しいよ。ぼくは元気だから安心してね!また明日もツイートするから待っててね♪」

   続けてサンリオにも見解を求めたところ、広報・IR室は「『みんな仲良く』というのがサンリオの願いです」と回答した。

   ちなみに5月10日には、毎年恒例の「サンリオキャラクター大賞」の投票がスタートした。2014年度、シナモン(登録名はシナモロール)は5位にランクイン。2015年度も初日速報では3位と発表されており、幸先のいいスタートを切ったようだ。ツイッター上では思わぬバッシング被害を受けているが、この件に対するネットの嫌悪感が応援票につながる可能性もありそうだ。

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