東芝は、インフラ工事をめぐって過去に不適切な会計処理が行われていた問題で、2012年3月期~14年3月期の営業利益を累計で500億円強、下方修正する必要があることを明らかにした。2015年5月13日に発表した。不適切な会計処理が行われていたのは、電力システム、社会インフラシステム、コミュニティ・ソリューションの3事業部門。工事の原価総額を過少に見積もり、利益が一時的に底上げされていたことなどが理由。
今週末をめどに法律や会計の専門家らでつくる第三者委員会を設置して詳しく調査する方針で、そのため最終的な修正額が変わる可能性がある。
決算発表は6月以降になる見通し。