東京メトロ売店がローソンに変わる コンビニはなぜ「駅ナカ出店」を競うのか

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次のターゲットは官公庁や病院

   日本フランチャイズチェーン協会の調べでは、2014年1~12月のコンビニ店舗数は前年比5%増の5万1814店と、業界で「コンビ二市場の飽和状態」の目安とされる5万店を突破している。売上高は全店ベースで3.6%増だが、既存店ベースでは0.8%減と、12か月連続でマイナスを記録しており、新規出店によりなんとか全体の売上高を増やしているという構図が浮かび上がる。

   コンビ二の生き残り競争が厳しさを増すなか、「出店は飽和状態に近い街ナカ店舗から、競合相手がない官公庁や病院に加え、乗降客を独占できる駅ナカへとシフト」(大手)しており、出店競争は第2ラウンドに突入したといえそうだ。

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