「嵐」コンサート余波で学会が延期、大騒動 海外参加者はエアチケットのキャンセルができず・・・

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

国際混合研究法学会のシンポジウムは立命館大学に変更

   共同開催するはずだった国際混合研究法学会は海外からのゲストが多いため、旅客機のチケットキャンセルができないなどの理由から日程は変えられなかった。共同開催は諦めることになり、国際混合研究法学会のシンポジウムは立命館大学での開催に変更された。共同開催の場合、参加者は500人と予想していたが、単独開催では350人ほどに縮小となる。また、仙台市から開催に当たって国際混合研究法学会に助成金が出ることになっていたが、それも失う事となった。香曽我部準備委員長はこの半年間やってきた大会会場の構成や、講師の日程調整、ホームページ作りなどの作業をやり直さなければならない、と無念さを隠さないが、

「嵐も復興支援のコンサートで来るわけですし、地元で楽しみにしている人も多いため、泣き事ばかり言っているわけにはいかないのかもしれません」

とも語った。

   「嵐」が宮城県で単独コンサートをするのは2007年以来。震災後は初めてということで地元ではかなり盛り上がっているようだが、日本質的心理学会のように地元では「嵐ショック」などと呼ばれ、様々な影響が出ている。ホテルの中には予約が殺到したことによってシステム障害に見舞われ、大騒動になったところも。コンサート期間中には他の学会の大会も予定されているほか、プロ野球の楽天VSオリックスや、サッカーJ1のベガルタ仙台VS湘南ベルマーレといった試合もある。これからも「嵐ショック」は続きそうだ。

1 2
姉妹サイト