大阪市立大学など全国10機関でつくる共同研究グループは、脳性まひを引き起こす「新生児低酸素性虚血性脳症」の赤ちゃんの治療で、へその緒の血液である「さい帯血」に含まれる幹細胞を投与する国内初の臨床研究を始めた。
同大学の2015年5月12日付の発表では、4月28日に倉敷中央病院(岡山県)で1人目の治療を実施。経過は順調だとしている。今後6例の実施を想定しており、安全性の検証を進めていくという。
大阪市立大学など全国10機関でつくる共同研究グループは、脳性まひを引き起こす「新生児低酸素性虚血性脳症」の赤ちゃんの治療で、へその緒の血液である「さい帯血」に含まれる幹細胞を投与する国内初の臨床研究を始めた。
同大学の2015年5月12日付の発表では、4月28日に倉敷中央病院(岡山県)で1人目の治療を実施。経過は順調だとしている。今後6例の実施を想定しており、安全性の検証を進めていくという。