東京都と首都高速道路は2015年4月24日、3月7日に全線開通した首都高速中央環状線の約1か月間の整備効果を発表した。
中央環状線内側にある都心環状線の交通量が約39万台から約37万台へ5%減少、首都高速の渋滞も約4割減少し、具体的な効果が表れ始めている。
さらに、新宿(西新宿JCT)から羽田空港(空港中央)までの平均所要時間が40分から19分に半減。混雑具合によって生じていた到着時間のばらつきが、30分から15分に短縮された。
一般道の混雑も緩和されている。首都高速と並行する一般道の山手通りや、環七通り、環八通りでも大型車の交通量が減少した。