都構想否決なら「政治家引退」 橋下氏発言は信じられるのか

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「2万%でも、何%でもあり得ない」と完全否定した「前科」も

   例えば大阪府知事選の告示を約1か月後に控えた07年12月、橋下氏は出馬の動きを報じられて、

「仕事をほっぽり出すような人間が行政のトップなんて立てるわけない」
「もう何%でもいい。2万%でも、何%でもあり得ない」

などと完全に否定。にもかかわらず橋下氏は出馬し当選したという経緯がある。それ以前にも「出馬しない」発言が翻された例がある。

   現時点の各紙の世論調査では賛成派が劣勢だ。共同通信の調査では賛成39.5%に対して反対47.8%、朝日新聞と朝日放送(ABC)の調査では賛成33%に対して反対が43%、読売新聞の調査では賛成34%、反対50%だった。ただ、朝日・ABCの前回15年4月調査では賛成36.7%、反対47.5%で、今回の調査では賛成と反対の差が縮まっているともいえ、情勢は流動的だ。

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