神奈川県・箱根山で活発な火山活動が続き、地元では観光への影響が懸念されている。箱根町では2015年5月11日、観光関係者が会合を開き、山口昇士町長は「風評被害を払しょくするための『オール箱根』による対応を行いたい」と話した。
一方、立ち入りが規制されている大涌谷周辺では、観光客によるマナー違反が起きているようだ。5月10日付の産経新聞電子版によると、一部通行止めとなっている県道734号の大涌谷三差路の手前約1キロの地点では、蒸気が立ち上る様子が見えることから、道路脇に車を止めたり車道の中央に立ったりして写真を撮る人が現れているという。通行量の多い場所で、車の往来を妨げる一因ともなりかねない。