家電量販店大手のヤマダ電機は、ソフトバンクと資本・業務提携する。2015年5月7日に発表した。ヤマダ電機の発行済み株式の5%にあたる自己株式を、ソフトバンクが5月25日付で、総額227億円で引き受ける。ソフトバンクはヤマダ電機の第4位の株主となる。調達した資金は、新サービスや店舗リニューアルなどに活用する。
ヤマダ電機は子会社を通じて、ITを利用して省エネ性を高めた住宅の「スマートハウス」を販売している。住宅に付随する太陽光発電システム、蓄電池、家庭向けエネルギー管理システム(HEMS)などの省エネ設備を、ソフトバンクの通信サービスなどとあわせて販売することを検討する。
ソフトバンクは、ヤマダ電機が直営する1000店超の店舗網を活用できる。一般向けに発売予定のヒト型ロボット「ペッパー」も販売する。