芸能人が通行人に無断で写真を撮られ、ブログなどで不快感を表すケースが相次ぐなか、HKT48の指原莉乃さん(22)が一線を画する反応を見せている。
指原さんは大型連休中は渋谷で過ごし、通行人からカメラを向けられているのを「気付いてた!ずっとみてた」といい、「そういうお仕事だから嫌とは思わないよーん」とツイート。ファン心理に一定の理解を示した形だ。
渋谷の一蘭でラーメンを食べる
指原さんは2015年5月4日夜、ツイッターに
「今日は渋谷にいたけど本当に人多かったーーーーーーー ゴールデンウィークは渋谷と原宿にいました。まだまだ若い!」
とつづった。ツイッターに載った写真によると、一蘭でラーメンを食べるなどしたようだ。
指原さんのツイッターの読者には、「現場写真」つきで指原さんに話しかける人もおり、指原さんは自分のマスク姿の写真を見て「あ、これ笑」と反応。カメラを向けられている時の様子を
「気付いてた!ずっとみてた どうかかわいく撮れてますようにって願ってた」
と振り返った。
撮影されたことを不快に感じるかどうかについては「そういうお仕事だから」と否定しながら、自らの「ミーハー」ぶりを交えて一定の理解を示した。
「そういうお仕事だから嫌とは思わないよーん。気持ちいいかどうかでいわれたら気持ち良くはないけど、指原のこと知らなかったら撮らないし、大分から出てきて、ちょっとずつそういう風になってるのは素直に嬉しいよ」
「そんなわたしはもし芸能界にいなかったら、ついつい写真とっちゃってたとおもう!だから責められない!!!だって大分に芸能人いたら事件だもん」
「他の芸能人嫌がる人もいるらしいから人みて気をつけてくださいね」
一般論として、こういった無断撮影や投稿は、公益性との兼ね合いはあるものの「プライバシー権」「パブリシティー権」「肖像権」といった権利を侵害し主に民事上の責任を問われる可能性があるとされる。今回の指原さんのケースはあくまで「例外」だとも言え、指原さんも
「別に指原はなんでもいいよ けど他の芸能人嫌がる人もいるらしいから人みて気をつけてくださいね 足長く見えるようにとってくれてありがと」
とクギをさしている。
芸能人の「無断撮影」をめぐっては、2014年だけでも
「こうゆう人には塩対応だよ。写真も断ったのにさ」(きゃりーぱみゅぱみゅさん)
「電車で盗撮されてTwitterに載せられた。 犯罪ですよ!」(ダレノガレ明美さん)
「許可なく携帯でパシリ」(市川海老蔵さん)
などとマナーの悪さを嘆く声が相次いでいた。