主流は、名前と最低限の連絡先
ちなみに一般的なケースについて尋ねてみると、
「お子様のお名前の漢字とふりがなが基本で、誕生日を入れる方が多いですね。連絡先を入れる場合はメールアドレスやLINE。住所はそれほど多くありません。SNSも半々くらいという印象です」(「名刺デザインラボ」担当者)
「お母様とお子様のお名前、携帯番号と携帯アドレスを載せる方が多いです。一言欄にはお母様の趣味やお子様の性格、渡す方への挨拶を入れるケースが目立ちます。住所は入れる方の方が少ないです」(「太洋堂」担当者)
とのこと。あくまで主流は、名前と最低限の連絡先だけのようだ。
では、実際に作る場合は何に気を付ければいいだろうか。16日放送の「白熱ライブ ビビット」(TBS系)では、名刺アドバイザー・高木芳紀氏が「ママの世界は独特な世界。ある程度主張したくても見た人がちょっとでも気になるような事は書かない」とアドバイス。さらに番組では、ママ名刺に載せるべきではない情報として「夫の職業」のほかに、「自身の学歴や職歴」「ハイソな趣味」「子供の自慢」の4点を挙げ、思わぬトラブルの火種とならぬよう注意を促した。
なお、ツイッターでは「夫の勤務先を載せる」という話が妙な形で発展中だ。夫の年収や子供の習い事等により母親の強さが決まるというトレーディングカードゲームを考える「#ママ名刺TCG」というハッシュタグが現れ、盛り上がりを見せている。