「あの謝罪は何だったんだ?」と火に油を注ぐ事態に
小西議員は自分に対する批判に、安倍首相の英語力を馬鹿にしたのではなく、カンペの英単語を途切れ途切れに読み上げるだけの演説を批判したのだと説明した。批判がさらに高まると、反省したからなのか、小西議員の主張には賛成するけれども、嫌悪感や反感を抱かれるような表現をしないほうがいい、と一般の方から助言があった、とし、
「戦前の日本やナチスの教訓から、誰かが本気で警鐘を鳴らさなければならないという思いなのですが、不快に感じられた方々に御詫び申し上げます」
などと謝罪した。これで終了かと思われたのだが、小西議員の安倍首相に対する批判は止まらなかった。
「安倍総理の英語能力以前の政治家としての根本問題が原因です。『顔を上げ拍手を促すカンペ』といった事務方の努力も根本がずれていました」
などと続けたため、「あの謝罪は何だったんだ?」と火に油を注ぐ事態となり、小西議員のツイッターには、
「違う言語で一生懸命演説している日本国の代表に向かって言う言葉か!国会議員として恥を知れ!」
「馬鹿かお前は!歴史的な名演説を聞いて、その程度の理解力?」
「悪口と揚げ足取り、日本の政治家に、そんなクズみたいな奴いらないんだけど。恥ずかしくないのかガキ」
などといった罵詈雑言が並んだ。