トヨタ自動車が、サッカークラブ世界一を決める「クラブW杯」の冠スポンサーを2014年で撤退していた。15年4月30日、同社がJ-CASTニュースに明かした。
クラブW杯前身の「トヨタカップ」が初開催された1981年からスポンサーを続けてきた。トヨタの広報担当者は撤退理由について「契約期間満了」を挙げ、「サッカーの裾野は広がっており、スポーツ普及、振興に対する一定の役割を終えた」と語った。ただ、「サッカー振興、スポーツに対する強い思いは変わっていない」と言い、サッカーへの支援活動は今後も続ける方針を示した。
トヨタは14年11月にアジアサッカー連盟(AFC)とパートナー契約を締結しただけでなく、南米最強クラブを決める「リベルタドーレス杯」の協賛も続けている。
クラブW杯は毎年開催され、15年と16年の会場は日本だ。しかし、各種報道によると今後の冠スポンサーは未定。国際サッカー連盟(FIFA)は新スポンサーを探している。