中国生まれのアプリ「My Idol(マイアイドル)」(中国語名:小偶)が大流行している。顔を撮影するだけで自身の分身となる「アバター」を簡単に作成できるサービスで、完成度の高さやシュールな動きが話題となり、韓国や米国などでも広まっているという。
2015年4月に入ってからは日本の芸能人たちも続々と挑戦し始めた。ツイッターやインスタグラムに完成したアバターの画像や動画を投稿、注目を集めている。
なめらかな動きでポールダンスにモデル歩き...
使い方はシンプルだ。自身の顔を撮影すると、アプリ上で自動的にスキャンされ、自分とそっくりのオリジナル3Dアバターができあがる。肌の色や髪型、目の色などを選び、洋服やメガネなどのパーツでドレスアップさせれば完成だ。妙にリアルな顔と4等身にも満たない「キャラクター体型」とのギャップが何とも面白い。
アプリでは、ポーズ別の静止画やシーンに合わせた絵文字風画像、ユニークな動画がバリエーション豊富に用意されている。
特に「シュール」と話題なのが動画機能。ミュージックビデオ風のもの、ランウェイをモデル歩きするもの、セクシーなポールダンスを披露するものなど約30種があり、アバターはここで実になめらかな動きを見せてくれる。なお、動画には音声を入れたり、文字を入れたりすることも可能だ。
アプリがリリースされて以降、中国国外でも大きなブームとなった。友人や好きな有名人のアバターを作る人もいて、インスタグラムの「#myidol」のタグには、147万件以上の画像や動画が集まっている(4月28日時点)。
言語対応していない日本でも15年4月ごろから話題になり、芸能人が続々参加したこともあって、ブームに拍車がかかっている。