「政治に風穴空ける」と豪語も区長選で立候補ゼロ 家入一真代表「インターネッ党」どうなった?

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東浩紀「まだサイトがあったのか」

   すでに述べたように15年4月の11の区長選では、推薦候補はゼロ。「インターネッ党」立ち上げ後に行われた各区長選でも擁立は見送られた。練馬では立候補予定者1人がいたそうだが、交渉が難航し、資金面や人手不足などが原因で最終的には断念したという。そのほか杉並、品川区長選については、公式サイト上で特に説明は見当たらない。

   120個にも上る「ぼくらの政策」はその後、どうなったのか分からない。メルマガでは「だいたい2/3程度は何らかの形で民間でも実施できると考えています」とし、動き始めたプロジェクトもあると説明していたが、具体的にどういう作業が行われたのかは不明だ。

   比較的ハードルが低いとみられるメルマガの発行は、公式サイトを見る限り14年4月28日の投稿が最後だ。サイトの更新自体、同年6月17日の党の今後についての協議が延期された、という報告が以降は目立つものはない。

   最近の活動はどうなっているのか。J-CASTニュースは問い合わせのメールを送ったが、4月28日19時現在、回答はない。賛同者とされた人たちのツイッターでもここ最近、同党に関して言及はない。

   ツイッターには、

「宣言通りなら、区長選が最大の戦場になるはずだったんだな」
「区長選はどうなったのでしょうか」
「インターネッ党には躍進してほしい。賛同者さんも恥ずかしいよね」

と嘆くような声がつぶやかれている。

   作家の東浩紀さんは「まだサイトがあったのか」と書いている。

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