日本テレビの上重聡アナウンサーが週刊文春(2015年4月9日号)に番組スポンサーから利益供与を受けていたと報じられた問題で、同社の大久保好男社長は27日の定例会見で、口頭注意を行ったと明らかにした。
マンション購入時に1億7000万円を無利息で借りていたなどと報じられたことについて、「そういうことがあったと聞いている」と認め、「疑念を抱かれる結果を招いたことは、アナウンサーとして自覚に欠ける」と述べた。
「上重君は私のところに説明と謝罪に参りました」とし、その際に口頭で注意したという。減給などの処分は行っていない。
ソフトバンク松坂大輔投手からもらったボールを横流ししたとする週刊文春(4月23日号)の記事については真っ向から否定し、法的措置を検討しているという。