京都市バスの運転手(33)が走行中に突然意識を失い、乗客の男性がサイドブレーキをかけて停止させる緊急事態が2015年3月19日朝にあったと、各マスコミが4月27日に報じた。
それによると、京都市上京区内の交差点で信号が青になったが、運転手がけいれんを起こして意識を失った。バスはブレーキから足を離すと自動的に走るため20メートルほど進んでしまい、異変に気付いた乗客の男性がサイドブレーキをかけたという。運転手は救急車で病院に運ばれたが、乗客約10人にケガはなかった。
運転手はこの日、業務前に健康チェックを受けたが異常はなく、原因は分かっていないという。