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スピーチライターは「外交とは言葉」が持論

   演説のカギを握っているのが、スピーチライターを務めているとみられるのが谷口智彦内閣参与(56)だ。元々は経済誌「日経ビジネス」記者で、第1次安倍内閣で外国メディアを相手に会見する外務副報道官を務めた。第1次安倍内閣退陣後は慶大大学院特別招聘教授に就任し、第2次安倍内閣発足後の13年に内閣審議官として政府の広報担当に復帰。14年4月から現職の内閣官房参与を努めている。

   外務省のウェブサイトに「日本の発信力とブランディング」と題して掲載されている06年のインタビューで、谷口氏は国際会議で日本人記者や日本企業からの質問や発信が少ないことを挙げ、

「『日本として言うべきことはきちんと言わなければならないし、そのためには自分で発信することを躊躇していては何も始まらない』という思いは、やがて確信になりました」

などと記者時代の経験を振り返った。さらに、外交では何が「武器」になるかを聞かれ、

「それは結局、言葉です。『外交とは言葉』なのじゃないか。自分の考えていることを、わかりやすく、かつ強く、言い続けなくてはならないし、土壇場の外交交渉の現場で使われるのは、つまるところ言葉の力です」

と持論を述べている。

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