35年間の役所勤めの集大成「市政を極める」
「喜怒哀楽を表に出さないし、ここ20年~30年はイライラしたり怒ったりしたことは一度もないと言っています。一方で、周りへの配慮があり、不快感を最大限与えないように対応している」
そして、自分の生き方や思いをとことん追及するタイプ。スポーツなどでもその道を極めないと納得できない。趣味のテニスに関してもインストラクターの免許を取ったほどだ。
今回の市長選も「市政を極めたい」という流れの中にあった。35年間市役所に務め、環境政策室長、都市整備部室長、道路公園部長などを歴任してきた。功績の一つに「すいたシニア環境大学」の設立があり、エコな環境づくりのためにシニア層に講師になってもらい、それを元にNPO法人による実践が行われている。「すいたシニア環境大学」は環境省モデル事業に採択されている。
市で35年間働き積み上げた経験をもとに、最後に仕上げとして市長になり実践したいということらしい。政治家になろうなどという思いはなかったそうだ。
(2015年4月28日11時30分、追記)記事本文中に誤りがありましたので訂正いたしました。