加藤茶さん(72)の妻、加藤綾菜さん(27)が2015年4月22日放送のドキュメンタリー番組「NONFIX」(フジテレビ系)で結婚後の壮絶なバッシングについて打ち明けた。
「その日から生活がすべて変わりました。1日200件以上の嫌がらせメールや、自宅へのイタズラ電話。ターゲットは加トちゃんではなく、全部私だった」
「吐いたりしていました」「精神的におかしく」
番組中、綾菜さんは結婚後に受けた嫌がらせについてこう告白した。メールには「死ね」「自殺しろ」といった過激な言葉が書かれていたことも少なくなかったという。また、過去にはバットで自転車を壊されたこともあったそうだ。
2人は2011年に結婚。「45歳差婚」として話題になり、バラエティ番組やブログでは夫婦円満な様子を見せていた。しかし「財産目当て」「保険金狙い」などと勘繰る声も相次いでいた。
顔の見えない大勢の人々から誹謗中傷を受けるストレスは相当なものだろう。綾菜さんは「その時は、吐いたりしていました」と明かした。なお、1月5日放送の「ノンストップ」(フジテレビ系)では「半年くらいで精神的におかしくなった」とも語っていた。
こうした状況に、加藤さんも胸を痛めていたようだ。
「こういう商売していると色々言われるのはしょうがない。俺はいくらでもテレビで色々言えるけど、かみさんは言えないから、夫としてなんて言ってあげようってすごい悩んだ」
しかしその後、綾菜さんは「今の2人の幸せな日々をどうやって続けていくか」が重要であると考えるようになり、「周りがどう思うかを気にするのはやめよう」と思い至った。嫌がらせは結婚4年目の現在も続いているとのことだが、今では「何とも思わない」そうで、毎日を前向きに過ごしている。
加藤さんもバッシングを乗り越えてくれた綾菜さんに対し「彼女もよく俺についてきてくれたなって思います。彼女の方が俺を引っ張ったのかな」と感謝した。