池袋の公園で高放射線量を検出 地中に何らかの物質?

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   東京都豊島区は2015年4月23日、「池袋本町電車の見える公園」(豊島区池袋本町)にある遊具付近で、毎時480マイクロシーベルトの放射線量を測定したと発表した。区の除染基準値である毎時0.23マイクロシーベルトを大幅に上回り、区は公園への立ち入りを当面禁止とした。

   区の発表などによると、区民から放射線量の高い遊具があるとの連絡があり、22日に調査を行ったところ、遊具の一部から最大2.53マイクロシーベルトを検出。翌23日の測定では、遊具付近の地表から480マイクロシーベルトというさらに高い放射線量を検出した。

   周辺の地表の放射線量は両日とも基準値以下だったといい、区では計測地点の地中に何らかの放射性物質が埋まっているとみて、調査を進めている。

   高野之夫豊島区長は「局所的な現象であることから、人体への影響は極めて低いと考えているが、区民の不安を解消するためにも、一刻も早い放射性物質の除却に向け、万全の態勢で対応する」とコメントしている。

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