2015年3月の訪日外国人客数は、前年同月と比べて45%増の152万6000人となり、過去最高を更新した。日本政府観光局(JNTO)が4月22日に発表した。2月の138万人を上回り、単月として初めて150万人台にのせた。査証(ビザ)の発給要件の緩和や消費税の免税制度拡充、円安などを背景に伸びている。
国・地域別では、1位の中国が83.7%増の33万8000人、次いで台湾が33.2%増の27万8000人、韓国が39.6%増の26万8200人と続いた。香港やベトナム、米国、カナダ、英国、ドイツからの訪日客数は、単月としての最高を更新した。
4月は、円安で割安感がある買い物のほか、サクラのお花見などでにぎわった。