「昭和歌謡ブーム」支え、盛り上げた男 加瀬邦彦、がん手術後も舞台復帰目指していた

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ワイルドワンズの23日公演は中止、5月1日に振り替え

   ケネディハウスを運営するエイティスリーによると、生演奏を聴かせる通常営業とゲストライブの2本立てで営業をしていて、客層は40代以上のミドル層が中心だが、30代もいる。ゲストによっては客の半数以上が女性という日もある。誰でも知っている曲になると、

「みなさんで一緒に歌ったりもしていて、その一体感は半端ないこともある」

といった盛り上がりを見せるのだという。加瀬さんに関しては、14年2月の手術以降は自宅療養をして復帰を常に目指していたが、お店に顔を出すことはなかったという。また、加瀬さんの死亡の影響もあり23日のワイルドワンズの公演は中止。翌月の5月1日に振り替える、と説明した。

   このケネディハウスが支えてきた「昭和歌謡ブーム」だが、どうしてこれほどまでなったのか。2013年11月23日に昭和歌謡専門のCD・レコード店「昭和歌謡館」を東京新宿にオープンしたディスクユニオンの担当者はこう解説する。

   今の音楽に魅力がないため以前に大ヒットした曲や歌手を思い出し、そこに流れて行った、という説もあるが、それは違うのだそうだ。

「生活にゆとりが出来たり、仕事が一段落した方々がCDを買ったりコンサートに行ったりしています。そのムーブが大きく、テレビや雑誌で取り上げられ浸透し、歌謡曲を知らなかった若い世代も巻き込んでいっているのでしょう」
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