民事再生手続き中のスカイマークは2015年4月22日、全日空(ANA)の親会社にあたるANAホールディングス(HD)から19.9%の出資を受けると発表した。ANAは、出資以外にも燃料の共同調達や、スカイマーク便の座席の一部をANAが買い取って販売する共同運航(コードシェア)でもスカイマークを支援する。スカイマークがANAの事実上の傘下に入ったことで、日本航空(JAL)、ANA以外の「第三極」が消滅した形だ。
これまでスカイマークを支援してきた投資ファンドのインテグラルは50.1%を出資。引き続き主導権を握る。