「私ならクレームつけます」「男らしい」と大絶賛
この一件で評判を下げた張本氏とは対照的に、三浦選手の株は一気に上った。14日、横浜市内での練習後にマスコミ取材に応じ「光栄です。激励だと思って頑張ります」などと笑顔で語ったというのだ。まさに「あっぱれ!」な大人の対応に、ネット上にも絶賛する声が相次いだ。
これにはさすがの張本氏も折れたようだ。19日放送の「サンデーモーニング」ではカズに「あっぱれ!」を与え、
「辞めた方がいいと言われたら、普通はクレームをつけますよね。私ならクレームつけます。それをさらりとかわして、先輩からの助言だと、『一生懸命やれと言われているんだと思います』と(反応した)。こんなこと言う人いるのかね?男らしいというか、腹がすわっているというか」
と絶賛。張本氏は野球界のスターである長嶋茂雄氏と三浦選手が重なって見えるそうで「晩年動きが悪くなった姿をテレビで見ながら『長嶋さん、もういいでしょう!』と言ったこともある」と振り返る。今回の「引退勧告」はスターである三浦選手に、晩節を汚してほしくないという思いがあったようだ。
その上で、引退のタイミングについては「本人が決めることだから。『やります』と言うなら、不満だけども最後まで応援しますよ」と宣言。今度どこかで会った際には、食事をごちそうするとテレビ越しに呼びかけた。
一転した張本氏の態度に、サッカーファンや視聴者からは
「小物感ハンパねーな」
「調子良すぎないか?」」
「張本さん、カッコ悪いね」
などと冷ややかな声も少なくないが、
「丸く収まってよかったね。張本新喜劇、これにて完」」
「まあ、落とし所としてはこれが最適解というか、限界でしょうな」
などと理解を示す声も多い。
「張本氏、もしくは番組サイドが世間からの批判に折れたような印象」」
「世間の反発に、張本もちょっと屈した感じ」
といった意見も出ているが、ともあれ、今回は一件落着となったようだ。