新聞社記者職に「女性進出」目立つ 毎日は新卒男女「半々」、産経は女性が上回る

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朝日新聞は男性34人に対し、女性18人

   今春新卒入社した記者職の男女比はどうなっているのか、各紙に聞いてみた。

   朝日新聞は男性34人に対し、女性18人とやや男性多め。時事通信は男性15人に対し女性11人だった。ブロック紙はどうだろうか。北海道新聞は男性5人に対し女性3人、西日本新聞は男性6人に対し、女性4人だった。

   ちなみに、NHKにも問い合わせたが、「職種別の採用者数は公表していない」とのことだった。

   朝日新聞社は記者職の応募者に占める女性の割合について「近年3割半ばから4割で一定しており目立った増減はありません」としている。

   確かに一部では、同数とまではいかないものの、男性に近い数の女性が記者として入社していた。ただ、やはりまだ男性の方が多いように見える。

   その一方、産経新聞は男性4人に対し、女性6人と女性の数が上回ったそうだ。さらに、「記者職を志望する方の人数に占める女性の割合は年々、少しずつ高まっております」と回答している。

   となると、毎日新聞の「全国紙として例がない」という言い分はややオーバーかもしれない。

(4月21日 追記 中日新聞東京本社は今春新卒入社した記者職の男女比について「男性18人 女性16人」と明かした)

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