「『ご自由に』でも常識の範囲っていうものがある」
どちらの説明も「なるほど」とうなずけるところがあるように思えるが、こうした「出禁」論争にインターネットでは、
「だったら店側が最初にこの量まででお願いしますって言うべきだよ」
「店員がネギ刻めば済む話だろ。『ご自由に』って書いたなら言葉の責任はもつべき」
「ネギなんか入れすぎてもたかが知れてるでしょ。言われ方にもよるけど俺やったら文句言うね」
「できない約束を掲げてお客を勧誘するのはアンフェア」
といった、中村弁護士(弁護士ドットコム掲載)の見解を支持する声がある一方、
「こういう馬鹿がいるからどんどん息苦しい社会になってくんだよ。何でもかんでも注意書きだらけになる」
「出禁にしないとネギのサービスをやめないといけなくなるので妥当な判断」
「これはマナーの問題。『ご自由に』でも常識の範囲っていうものがある」
「お店側もお客様を選んでいいのでは? お金払えばなんでも許されるというわけではないと思うけど」
という、法律事務所(BLOGOS掲載)を支持する声も多い。
さらには、
「今回は許す、次回は来るなは公平な判断じゃねえのかな 」
「店にお客を選ぶ権利はあるので、理屈としては次回以降の利用を断ることはできる。ただ、その場合、『ご自由にお取りください』の貼り紙ははがすべきでしょう」
との見方や、
「『ご自由に』としているのに、ネギを取りすぎたからと出入り禁止にするのは景品表示法違反ではないのか」
と、当てはめる法律が違うのではないかとの指摘に、
そもそも、
「こんな問題に法律を持ち出す、そのセンスが気持ち悪い」
といった冷めた声もある。