DVの1割は夫が被害者
妻の言い分には、同情的な声も多く、夫に対しては、「とりあえず手は洗え」「すぐ流せばそこまで臭わんだろ」「消臭スプレー使えよ」といった指摘が出た。
男性よりも女性の方が臭いには気を遣っているという意見もあった。窓を開けるなどして臭いが消えてからトイレを出る、水を流しながら用を足して臭いが出ないようにしている、などだ。
また、夫が普段から不潔にしているなど、積もり積もったものがあったのでは、という見方もあった。「座りション」をせずに、トイレを汚しやすい「立ちション」をしていた可能性の指摘も出ていた。
一方、妻についても、批判的な声はあった。
「手洗わないのはダメだけどちょっと神経質すぎない?」「トイレが臭いならシューってやつ買えばいい」「育児ノイローゼなのかな」
そもそも、夫に暴力を加えるという行為が、DVに当たるとの声があった。
警察庁の調査によると、14年のDVは約6万件と過去最多になり、うち夫が被害者のケースがその1割を占め、4年前の7倍にも増えている。夫にも非があったとしても、手を出してしまっては元も子もない。