テレ朝「事実誤認が複数含まれています」
このことについては、週刊文春の4月9日号でも、古舘伊知郎氏が同様な発言をしたとすでに報じている。
古賀茂明氏を巡る騒ぎでは、古賀氏は、3月27日の番組中に古舘氏の発言の一部を暴露していたが、上杉氏の記事では、その発言を再現している。古舘氏は3月6日に古賀氏と向き合い、古賀氏らが降板などすることについて、「うすうす分かっていたけれど、自分はあえて何もしなかった。言っても何も変わらない」などとして謝罪したという。それを古賀氏は、自分らを守ってくれないと感じたわけだ。
上杉氏は、テレ朝の内部資料を入手したとして、古舘氏の出演料が14年度は12億5000万円強になると明かした。古舘氏事務所の古舘プロジェクトには、テレ朝から出演料を含めて計30億円弱が支払われており、15年度は30億円を超える額になるという。こうした高額のギャラなどをもらっている古舘氏は、官邸などの意向にピリピリになっているというのだ。
ヤクザ者などとした発言について、週刊文春の記事では、古舘プロジェクトは、「そのような発言は一切しておりません」と答えたという。そこで、J-CASTニュースが取材すると、「番組に関することは、すべてテレビ朝日にお尋ねして下さい」とのことだった。
テレビ朝日の広報部では、取材に対し、「本件に関する一連の報道には、事実誤認が複数含まれています。内容を精査の上、対応を検討して参ります」とコメントした。