お騒がせ上西議員、注目は「化粧」 「昔風」だが、おじさんにはうける?

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   国会病欠前後の不可解な行動、秘書の巻き舌恫喝、「エモーショナル」発言等、さまざまな「ネタ」で世間の注目を集めてきた上西小百合衆議院議員(31)だが、ネットユーザーの大きな関心事は議員の「メ―ク」のようだ。

   Yahoo!やGoogleの検索窓でフルネームを入力すると、今や「会見」「秘書」といった予測とともに「化粧」「メイク」が上位に登場する。2015年4月9日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)では、コメンテーターが上西議員風メークで出演した。

  • たっぷりのマスカラや目元をしっかり囲うアイラインが特徴的(写真:アフロ)
    たっぷりのマスカラや目元をしっかり囲うアイラインが特徴的(写真:アフロ)
  • たっぷりのマスカラや目元をしっかり囲うアイラインが特徴的(写真:アフロ)

あまりの完成度に「ちょっと自分でもびっくりしました」

   「あの化粧、全く好感が持てない」「メークで絶対に損してると思う」――。

   上西議員が連日ワイドショーに登場するようになると、インターネット上にはこうした声が続々と上がり始めた。6日放送の「モーニングバード」(テレビ朝日系)では、コメンテーターの住田裕子弁護士(63)が「あのアイメークがものすっごくカンに障るんですよねぇ」と発言し、話題になった。

   ついには、ものまねメークでテレビ番組に臨むコメンテーターまで現れた。9日放送の「5時に夢中!」に、新潮社出版部部長の中瀬ゆかりさん(51)が上西議員風メークで登場したのだ。

   司会のふかわりょうさんが「普段と若干印象が異なるんですが...」と話を振ると、「取材はやめてください。事務所通してください」と、テレビ局の直撃取材時に上西議員が繰り返していたフレーズで切り返し、笑いを誘った。

   中瀬さんは前日8日、「週刊文春」に掲載された上西議員のぽっちゃりとした中学生時代の写真を発見。一緒にいた知人らに似ていると言われ、ものまねメークでの出演を思いついたのだという。

   あまりの完成度に「ちょっと自分でもびっくりしました」と驚く。上西議員については「マスカラ、年間10トンくらい使っていそう」と評し、同じくコメンテーターの岩井志麻子さんも「マスカラを下まつげまであんなにコテコテにするのって銭形警部(『ルパン三世』のキャラクター)ぐらいよ」と呆れた。

   中瀬さんのメークは放送中から話題になり、番組フェイスブックページに写真が掲載されると、

「めっちゃにてる...!」
「面白すぎてコメントが入って来なかった」
「似てるとは思ってたけど、メイクでここまでそっくりになるとは!」

などと反響を呼んだ。

上西議員のメークは「全体的に『古い』」?

   女性を中心に不評を買ってしまっている上西議員のメークを「プロ」はどう見るのか。

   某化粧品メーカーの販売員Tさん(26)は「全体的に『古い』ですね。昔流行っていたメークを、そのまま続けているという印象を受けました」と苦笑する。

「最近のアイメークは、アイラインで目を囲んだりしません。囲むとしても必ずぼかしますし、ブラックではなくブラウン系のラインを使うのが流行りですね。眉毛も今は太眉です」

   ただ、流行をあえて取り入れていない可能性もある。タレントのフィフィさん(39)は7日、ツイッターで、

「メガ盛りマスカラにタレ目風ライナー、ぷっくりグロス...女性には不評でもね、この昭和なスケベメイクこそがおじさん達にウケるんですよ。そしてそこに日活ポルノを連想させるむっちりボディーですから」

との見方を示した。ネット上でも「おじさん受けを狙ってわざとやっている」という指摘もちらほら見つかる。

   ネット上を見る限り中瀬さんに続く例は見当たらないが、仮にものまねメークにチャレンジしたい場合は、どうすればいいのか。

「まずは、黒のアイライナーで目元をしっかり囲みます。ポイントとなるのは下まぶたですね。自分の目の形は考慮せず、タレ目風に少しはみ出してラインを入れ、マスカラもたっぷり塗ればかなり近づけると思います。上まつ毛も自然なカールではなく、まっすぐ上向きに。眉毛は太さを出さず、一本線になるよう意識して描くといいかもしれません」(前出のTさん)
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