2015年4月9日に成立した「在外公館の名称などの一部を改正する法律」を受けて、旧ソビエト連邦を構成する国の1つだった「グルジア」の名称が「ジョージア」に変更されることとなった。
グルジアは、1991年に旧ソビエト連邦から独立した共和制国家。2008年のグルジア紛争以降、反ロシア感情が高まっており、ロシア語読みの「グルジア」から英語読みの「ジョージア」に変更するよう各国に要請していた。
国連加盟国のおよそ120か国が「ジョージア」の名称を使用しており、日本も国際基準に合わせた形だ。政府は、今月下旬の閣議を経て外務省のホームページ上の表記や条約の名称などで「ジョージア」を使用すると発表した。