東アフリカのケニア東部ガリッサで、2015年4月2日早朝(日本時間2日昼)、武装グループが大学のキャンパスを襲撃して銃を乱射し、ケニアの治安当局と銃撃戦になった。武装グループはキリスト教徒の学生を人質にして立てこもった。当局によると、日本時間午前7時現在で、学生の死者は147人、負傷者は79人にのぼる。
この襲撃について、隣国ソマリアに拠点を置くイスラム過激派組織アルシャバーブが犯行声明を出し、「イスラム教徒の学生は解放し、キリスト教徒だけを殺害した」としている。
ケニア内務相は815人の学生のうち約500人の所在を確認したことを明らかにした。アルシャバーブに属する銃撃犯は4人とも射殺された。