「社会の役に立つような寄付をしたい」
そうした中で話題になっていたのが、プーさんたちの「その後」だ。
中国から全て持ち帰るには相当な量であることは確かだ。仮にすべて持ち帰ったとしても、羽生選手の自宅に保管するには限界があるだろう。今までの蓄積を考えればとっくにキャパシティーオーバーかもしれない。
ただしネット上では、羽生選手の人柄から考えると「捨てる」という選択肢はないだろうという意見がもっぱらだ。その上で
「どう処理されるのだろう...倉庫とかにもってくのかな...」
「被災地に送ったりするのかな」
といった意見が出ていた。
このことについて、羽生選手は「サンスポ・コム」の29日配信記事の中で次のように答えている。
「気持ちをいただいてありがたいけど、自分だけでは持ち帰れない。せっかくいただいたものなので何か社会の役に立つような寄付をしたい」
具体的な寄付先は明かしていなかったものの、やはり捨てることはせずに「寄付」という方法をとるようだ。おそらくこれまでもそうしてきたのだろう。
なおフリー演技後には、羽生選手がオーサー・コーチのもとに向かう際、首あたりにぬいぐるみが当たる場面があった。これにはファンから、
「リンクから出る途中のゆづにプレゼント投げて当てた奴、絶対許せない」
「受け取って貰いたいからあのタイミングで投げ入れたんだろうがプレゼント選手に当てるなんて言語道断」
といった厳しい声も出ていた。偶然当たってしまった可能性もあるだろうが、プレゼントに思いを託すのならば選手に迷惑をかけないよう細心の注意を払うことが大切かもしれない。