放送終了後「僕としては最大限気を使ったつもり」
古賀氏の一連の訴えは、放送中から多くの反響を呼んだ。ツイッターには賛否の声が上がっており、ジャーナリストらもさまざまな意見を述べている。
竹田圭吾氏は「古賀茂明という人はテレビで発言する機会を与えられていることの責任と義務をまったく理解していない」と問題視。江川紹子氏も、具体的な番組名こそ挙げてはいないが、「公共の電波で自分の見解を伝えるという貴重な機会を、個人的な恨みの吐露に使っている人を見ると、なんとももったいないことをするのか...と思う」と批判的にツイートした。
一方、田中稔氏は「古賀さんの勇気ある行動に私たちは励まされる」と古賀氏の姿勢を評価した。
なお、古賀氏は番組終了後、岩上安身氏によるインタビューの中で出演後に報道局長とやりとりしたことを明らかにした。そのことについては、
「テレ朝には申し訳なかったけれど事前に相談しなかった。いきなり言ったらだれの責任にもならないから。僕としては最大限気を使ったつもりだけど、やられた側からしたら突然だから怒ったり裏切りだといったりするのも分かる」
と理解を示していた。
なお、テレ朝広報部は28日、各紙に「古賀氏の個人的な意見や放送中に一部、事実に基づかないコメントがされたことについて、承服できない思いでおります。結果として番組に一部、混乱がみられたことについて、視聴者の皆様におわび申し上げます」などとコメントしている。