「報ステ」 古舘と古賀が生放送中に「仲間割れ」 楽屋でのやり取り全部録音、それを巡ってバトルも

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「4月以降は絶対に出すなという厳命が下っている」

   古賀氏の降板話は2月から週刊誌等に報じられ始め、一部では「イスラム国」人質事件に関する安倍晋三首相の対応について、番組内で「I am not Abe」と批判したことが原因との見方が出ていた。古賀氏も2月25日に開いた会見で「この発言以降、『4月以降は絶対に出すな』という厳命が下っているというふうに(聞いている)」などと話していた。

   一度は収束したと思われた舌戦だったが、ここで終わらなかった。古賀氏はその後「I am not ABE」と書かれた自作の紙を広げ、「単なる安倍批判ではありません。ひとつの考え方としてみんなで議論していただきたい」と語った。古舘氏も番組が川内原発や沖縄基地問題について取り上げてきたと指摘すると、古賀氏は「でも、それを作ってきたプロデューサーが今度更迭されます」と言い返した。古舘氏は「更迭ではないと思います!私は人事のことは分かりませんが、人事異動を更迭と...」と慌てて否定した。

   さらに安倍政権について「原発復権・完了復権・行政埋没」と指摘するフリップを取り出した。しかし古舘氏から「ちょっとごめんなさい、時間が...」と制止されると渋々降ろし、最後にマハトマ・ガンジーの言葉を紹介して次のように語った。

「私が言いたかったのは、言いたいことはそのまま自然に言おうということ。裏で色々圧力をかけたり、官邸から電話をかけてなんだかんだ言うのはやめていただきたい」

   番組最後、古舘氏は「古賀さんと私とのトークの中でニュースとは直接関係のない話も出ました」とこの件に触れ、

「古賀さんのお考えは尊重し続けるつもりでございますが、一部承服できない点もございました。来週以降もこの番組は、私は真剣に真摯にニュースに向き合っていきたいと考えております。これに関しては一切揺るがないつもりで、真剣に皆様と向き合っていきたい」

と挨拶。出演者陣が頭を下げる中、古賀氏だけはマイクを外すような仕草をしていた。

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