運営元のAKS「事実関係を確認中です」
文春の記事によると、元役員は、事務所を辞めた後の13年9月に強制わいせつの疑いで埼玉県警に逮捕された。そのときの家宅捜索で、押収した元役員のパソコンからAKBメンバーの盗撮動画などが見つかったというのだ。しかし、盗撮については、立件されなかった。
その後、元役員は、実刑判決を受け、15年初めに服役を終えて出所していた。文春の取材に対し、元役員は、盗撮したかについて、「勘弁して下さい」などと明確な返答を拒否したという。
文春の報道がどこまで本当かは定かでないが、事実だとすればファンや関係者には衝撃的な内容だ。
メンバーが盗撮されていたことについて、ネット上では、AKBの運営側はなぜ不審な動きに気づかなかったのか、いや何か問題があって解雇されたのではないか、といった憶測が流れている。
AKBの関係者は、取材に対し、こう明かした。
「本人から話が聞けていないので、事実関係は分からないと聞いています。埼玉県警からの連絡もなかったそうです。盗撮などについては、女子マネージャーが更衣室に行くときに、変なものが置いてないかチェックしており、対策はしています。元役員は、退社した理由は分かりませんが、何か問題があって辞めたわけでは全然ないですね。運営側にいたわけではなく、マネージャーの出向という形で運営を手伝ってもらっていたそうです」
AKBの運営会社「AKS」では、メンバーへの盗撮があったのかについて、「事実関係を確認中です」とだけコメントしている。