一番驚いたのは「中の人」...「耳を疑う」
だが一方では「ほんとそれ。ついていけてない人多すぎ」「年寄りは勉強どころか、新しい事に興味すら示さないんだよな」といった厳しい声も。67歳という年齢であっても、情報番組のキャスターならば知っているべきということだろうか。
IT用語を知らないことがネタにされてしまったケースは、14年4月の古舘伊知郎さん(60)の「パワポ騒動」が記憶に新しい。
「報道ステーション」(テレビ朝日系)の中で、大学の授業や会社の会議などで幅広く使用されているマイクロソフト社のプレゼンテーションソフト「パワーポイント」について「わかる人にはわかるのかもしれませんが、私にはわかりませんでした」と話したことが注目を集めたのだ。
古館さんはこの時「マスコミ人とは思えない無知」とまで言われる始末だったが、小倉さんのケースは日の浅い単語とあって、大きな盛り上がりには発展していない。
小倉さんの質問に驚いたのは、むしろ番組の「中の人」だったようだ。実は、「とくダネ!」の中でキュレーションアプリを使った情報発信を行っていることを告知したのは今回が初めてではなかった。
そのため25日の「とくダネ!」公式ブログでは、小倉さんの質問を「耳を疑う発言」と表現。「えっ? 今さらですか???」「これまで何度も告知をしてきたじゃないですか。ずっと聞き流していたんですか?」と、小倉さんの無関心ぶりを嘆いていた。