日本百貨店協会は2015年3月19日、2月の外国人観光客の売上高および来店動向を発表した。それによると総売上高は約153億6000万円で、前年同月比335.8%となり、月間では年間を通して最高の売上を記録したことがわかった。
調査対象の54店舗には、前年同期比約3.3倍の17万7000人の外国人購買客が訪れた。1人あたりの購買単価は8万7000円と前年とほぼ同じだったため、売上高の伸びは客数の増加が原因だとわかる。
免税手続きカウンターの来店者を国別でみると、1位が中国、2位が香港、3位が台湾となり、春節休暇で来日した中国系観光客が売上を牽引したようだ。ちなみに4位はタイ、5位が韓国という結果だった。