モデルでタレントの道端アンジェリカさん(29)がバラエティー番組で、週に1度はベビーシッターに預けてデートしたい、夫の年収は5000万円欲しい、などと独自の結婚観を語ったところ、批判が寄せられ、炎上してしまった。
道端さんの考え方に賛同する声もあるのだが、「ワガママ」「自分勝手」と反発する声が相次いでいる。
浅田舞「こんな人本当にいるんだ・・・」
道端さんは2015年3月24日放送の「解決!ナイナイアンサー」(日本テレビ系)に出演。モデルの西山茉希さんや元フィギュア選手の浅田舞さんらとともに、理想の結婚などをテーマにトークを展開した。
週に1度は夫婦で着飾って外食したいという道端さんは、子どもはどうするのか聞かれると、「絶対にベビーシッターさん(に預ける)。連れて行かない」と即答。「もちろん子どもは大切だけど、夫婦が男女でいることが一番大事だと思う」と説明した。
子どもとの外食は「昼だったらOK」だそうで、
「昼間のうちに遊ばせて疲れさせる。夜はシッターさんに寝かせてもらって、ゆっくりディナーしたい」
と話し、共演者を驚かせた。
一方、1児の母である西山さんは、過去に子どもを預けて夫・早乙女太一さんとディナーに行った経験を「罪悪感があった」と振り返った。すると道端さんは
「そうかな?子どももママが幸せそうな顔で帰ってきたらうれしいと思うよ」
と理解できない様子だった。
道端さんはほかにも、結婚相手について「年収5000万円は絶対欲しい」「今日はこれって決めたら、それしか食べたくない。(違ったら)帰るもん」などと自分の結婚観を語り、浅田さんを「こんな人本当にいるんだ・・・」と驚かせた。多くの視聴者も同じ感想だったようで、ツイッターを見ると
「母親が子供をベビーシッターに預けて遊ぶなんてアホじゃないかっておもう」
「親になる資格なし。子供産む資格なし」
「小さいうちくらいは全力で愛を注いであげようよ」
と反発を招いてしまった。
利用目的「リフレッシュのため」が2位
実際に、「夫婦の時間」確保を理由にベビーシッターに預けることはよくあることなのだろうか。全国保育サービス協会が10年にまとめた報告書では、シッターの利用目的(複数回答)は「仕事をしているとき」が73.2%と圧倒的だ。しかし、ショッピングやコンサート鑑賞など「リフレッシュのため」は23.6%で2番目に多く、夫婦の時間やプライベートを大事にするために利用する人も結構いるようだ。
ツイッターでも道端さんの考え方を
「夫婦の会話時間を減らさない最高の工夫でしょ」
「母親としての時間と、女としての時間の区別をしてるだけ」
「『そういうことをしていいんだ!』って救われた人もいるはず」
と肯定的にとらえる人もいる。
思わぬ炎上騒ぎを起こしてしまった道端さんだが、現在「気になっている人」はいるそうだ。番組では「俺と結婚する?」と言われたと明かしている。「彼の仕事のために検定を取った」とも話し、「ワガママ」「自分勝手」ばかりではない一面ものぞかせている。