バラエティー番組での「最高月収2000万円」というボケを真に受けられてしまったカンニング竹山さんが、「ありえないでしょ!俺のポジションで!」と出演したラジオで否定した。
自身のボケに自らツッコミを入れ、さらに説明までさせられた形で「世の中の人は金のことが大好きで・・・」とブツブツこぼしていたのだが、感情は次第にエスカレート。ラジオのギャラまでぶっちゃけてしまった。
仕方なく言ったのが妙に生々しい「2000万円」
発端は2015年3月22日に放送された「サンデー・ジャポン」(TBS系)で、ブレーク中の8.6秒バズーカーから最高月収を聞かれ、「2000万円です」とサラリと言ってのけたことだ。生々しい金額に視聴者は驚き、
「マジかよ」
「こういうの聞くとお笑い芸人も夢がある職業だと思うわ」
「さらっと言うとこカッケ~」
とツイッターなどで波紋を広げた。さらに日刊スポーツやデイリースポーツなどがすぐ記事にしたため、竹山さんは
「でまかせなのに早くもネットのニュースになっている!そんな事テレビで話すわけないだろ!」
と22日ツイッターで自らツッコむハメになった。
まだ言い足りなかったのか、翌23日の「たまむすび」(TBSラジオ)でも「昨日昼間、ネットを騒がせてたんですけど・・・」と切り出し、
「ありえないでしょ!俺のポジションで!MCだったらまだしも、昼間のラジオのパートナーやってるやつがもらえる訳ないでしょ!」
とあらためて否定した。
さらにボケの背景まで説明。実は「高額月収ボケ」は「アッコにおまかせ」(TBS系)などでのお決まりのやり取りだったという。普段は「3兆円」と答えていたが、とっさに数字が出てこず、仕方なく言ったのが妙に生々しい「2000万円」という金額だったというのだ。
「1回3000円くらいでしょ?すげー安くない?」
それだけでは収まらなかったのか、
「ネットっていうのは1人がツイッターで文字にするとリツイートされたり、ニュースになったりして、それが真実になっていく。変な世の中!」
と不満げに語り続けた。しかし次第に不満は脇道にそれ、
「たまむすびのギャラなんて1回3000円くらいでしょ?すげー安くない?」
とぶっちゃけた。正確な金額は把握していなかったようだが、共演する赤江珠緒さんに「ラジオ安いよね?」と同意を求めるなどエスカレート。ブレークのきっかけになった「キレキャラ」を思い出させる勢いで、
「何かのギャラが、高校時代に日通でアルバイトしてたのと変わらなかったもん。2000万円のやつが昼間のラジオなんかやってねーって」
と一気にまくし立てた。始めは「世の中の人は金のことが大好きでさー」とぼやいていたのに、結局はギャラの不満で話をまとめた。高収入で話題を集めたものの、今度はリスナーから「ラジオ番組って安いのね」「3000円なのか」と心配されているようだ。