暴行事件の隆大介、映画撮影で台湾訪れていた 製作チームがお詫び、出演は取り止めへ

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入境審査官に謝罪し、治療費などの補償を行う

   今回の問題は、単に「芸能人が休暇先で起こしたトラブル」では済まされないことになりそうだ。日本の文部科学省にあたる文化部の公式サイトにも、翌3月22日になって隆氏のトラブルに関する声明が掲載された。声明によると、「韓国籍芸能人」の隆氏の台湾訪問の目的は、映画「沈黙」(原題:サイレンス)の出演だ。

   「沈黙」は遠藤周作の同名小説をマーティン・スコセッシ監督が映画化したもので、15年1月に撮影が始まったばかり。声明では、映画の製作チームは事件について遺憾の意を表明するとともに、負傷した入境審査官に謝罪し、治療費などの補償を行うとしている。

   台湾当局が映画の撮影を誘致した関係で、当局のサイトに声明が掲載されたようだ。

   映画の製作チームも台湾メディアに対して、

「傷害行為は受け入れられず、作品中の彼(隆氏)の出演を停止する」

とする声明を発表している。

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