「ラッスンゴレライ」のフレーズを繰り返すリズムネタで大人気のお笑いコンビ「8.6秒バズーカ―」が相変わらず大忙しだ。寝る間もなくあちこち飛び回っているという。
しかし賞味期限切れを指摘する声も出てきている。吉本興業の先輩、千原ジュニアさんは2015年3月21日放送のラジオ番組「千原ジュニアのRPM GO!GO!」(ニッポン放送系)の中で、テレビで見るようになった頃にはすでに飽きられつつあったと指摘した。
「初めてテレビで観た時に、みんな知ってもうてるって」
千原さんは元「世界のナベアツ」こと桂三度さんとの会話を振り返りながら、YouTubeでネタ動画を見ることが当たり前になっている現状に触れた。その流れで、
「8.6秒バズーカー言うてるけど、0.8秒ぐらいでもう終わってもうた感があるやん。8.6秒なかったで、あれ。初めてテレビで観た時に、みんな知ってもうてるって」
などと話した。
「ラッスンゴレライ」の動画は8.6秒バズーカー自身が14年12月にYouTubeで公開。人気ぶりはすさまじく、約1か月後には再生回数1000万回を突破し、インターネット上での知名度アップにも大きく貢献した。しかし千原さんの主張によれば、これが結果として彼らのネタに対する「飽き」を早めてしまったということのようだ。テレビに頻繁に出る頃には、視聴者はすでに「お腹いっぱい」というわけだ。
2月8日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)では、タレントの武井壮さん(41)も
「世間の人は、この人たちが出るよりも早いスピードで何百回もこれを(ネット等で)見るから、1か月くらいしたらもう慣れて、新鮮味がなくなってしまう」
と同様の懸念を口にしていた。
ブレーク当初から「一発屋化」が指摘されていた2人。実際に「もう飽きた」といった声は、インターネット上でも日を追うごとに増えてきている感がある。