「フラッシュうるさいなあ、本当に」と眉間にしわ
白鵬への批判は刈屋アナからだけではない。優勝インタビューでの応対も問題視されている。
NHK太田雅英アナから「今場所どんな気持ちで臨みましたか?」と聞かれると、「まあ色々騒がせましたけど・・・」と言ったきり約20秒沈黙。「頑張れー」と客席から声が上がると、ようやく「まあ頑張ります」と苦笑いした。
また「これまでより1つ2つ上に行った相撲内容」と自賛する一方で、優勝争いした照ノ富士はライバルになりうるかと質問されると「すぐこういうこと言うからね」とイラ立つような表情を見せた。
結局、翌日のスポーツ各紙には「謝罪なしV」(サンケイスポーツ)「しこりV」(日刊スポーツ)、「笑顔なきV」(スポーツニッポン)といった言葉が見出しに踊った。マンガ家のやくみつるさんはサンスポ紙面で「今の白鵬の態度は、確実に日本人を敵に回しつつある」と厳しく批判した。
それでも白鵬の態度は一向に変わる気配がない。イライラは一夜明けた23日の会見でも続いた。稀勢の里戦の立ち会いで変化したように見えたと追及され、「変化というのは・・・」と身振りを交えて説明しようとすると、カメラが一斉にシャッターを切った。すると「フラッシュうるさいなあ、本当に」と眉間にしわを寄せた。さらに「なんでこんなに質問多いの?」と不満げに語った。